北海道 ツーリングレポート 1995 夏
(第7話) 温泉好き
(つづき)
を〜〜〜い、130km/h 越えてるぞぇ〜 (冷汗)
-
ようやく交差点で追い付く。酒屋の近くまで案内してあげたが、
その時の彼女の走りもとっても恐かった。
これからは「なにわ」ナンバーのバイクには近付かないことにしようと誓った。
彼女が一部で噂の「全開ねーちゃん」の一人なのだろうか…
気をとり直してキャンプ場に戻る。
コッフェルでの飯炊きの腕もかなり上がってきたので「飯炊き奉行」
を名乗る日も近いか?。
「焚火奉行」「炭火奉行」は勝手に名乗っているのだが (^^;
# おぎのは火遊びが好きである。
海の幸をたらふく食べて幸せだった。ホタテを Peak1 で焼いて食べた
のは 10年前の青森以来か…(遠い目)
雨が降ったり、かと思えば星が見えたりと変な夜だった。
本日の走行距離 265 km
- 7/22 (土) 晴れ!
目が覚めたら朝焼けが出ていた。雨はだいじょぶそうだ。
ラヂヲを聞くと雨は礼文などで相当酷かったらしい。
久種湖のキャンパーは大丈夫か?
朝飯にラーメンを食べてから原口さんと別れる。
これで晴れるのは間違いなし :-) 常呂町まで行って給油。
ワッカ原生花園の道を走ろうと思ったが、
保護のため4輪2輪ともに通行止めになっていた。
マナーの悪い輩が多いのだろうか…
今日こそ然別湖方面へ行きたい。
結局、昨日は風呂に入れなかったので風呂、できれば温泉に入りたい。
佐呂間町から旧904号・佐呂間川沿いに走って留辺蕊へ抜ける。
のどかでいい道だったが、ライダーの姿はまったく見なかった。
今年の夏は全体的に少ないようだ。
R39 と R242 の交差点のセイコーマートで大休憩。
ついつい「はじめの一歩」の続きが気になってマガジンなぞを
立ち読みしてしまうのが悲しいところ (^^;
ここで、塩別の「つるつる温泉」に行くか、
置戸の「ゆうゆ」に行くかちょっと迷ったが、
R32 を走るのはつまらなそうなので置戸に向かう。
ゆうゆに着いたのは 11時ぐらいだった。ものすごく立派な建物だった。
中には打たせ湯、寝湯、泡風呂、露天、サウナとフルコース揃っている。
これで 500円は安い。1時間ぐらい嘆能してしまう。満足満足。
土曜日ということもあってか地元の人が多かった。
風呂からあがってちょうど昼になったので、ゆうゆの中のレストランで
スイス風ハンバーグランチ1000円なり(似合わね〜)を食べる。
なかなか美味い。下手なファミレスよりはお薦めできる。
満足して外に出ると空はピーカン。
気温も上がっていてバイクのサイドスタンドが駐車場のアスファルトにメリ込んで
倒れる寸前だった。危ない危ない注意せねば。
三国峠を越えたかったので、鹿の子ダムのちょっと先から曲がり沢林道経由で
R39へ…石北峠はつまらなかったので休憩もしない。
ようやく大雪の山が見えてきた。嬉しくてペースが上がる。
三国峠までの道は相変わらず快適。
存分にタイヤの横を減らしてトンネルを抜けて休憩。
おっとぉRタイヤにスリップサインが出ている。
車検の時にケチって換えなかったのだ。
まだ 1000km ぐらいはだいじょぶとは思うが、
雨でも降ったらちょっと不安だ。
峠の売店の下からの景色はものすごく雄大。
原生林(っても人手が多少入っているけど)が
ず〜〜っと広がっていているのが素晴らしい。見とれてしまう。
北海道でも1、2を争う峠からの眺めではないだろうか。
糠平湖をさらっと抜けて、上士幌のコンビニで買い出しして、
然別峡キャンプ場を目指す。このへんは勝手知ったる道。
しかし、上士幌の直前の道路って1年前も工事してたぞ。どうなってんだ?
然別峡キャンプ場/
菅野温泉へは初チャレンジ。ダート約 10km を登る。
釣りをするつもりだったが、土曜の夜とあってかキャンプ場は大盛況。
鹿の湯に入るにも待ちが出る程だった。
スパゲティの夕食を食べ終ってラヂヲを聞いているうちに、
これまでの疲れがどっと出てきた。どうやらマリノスが優勝したようだ。
我がエスパルスも次は頑張って欲しい。
本日の走行距離 312 km
(つづく)
Prev | Index | Next