SRX メンテ日記 (1999/03/21)

2. サルでもわかるウインカー講座


使用前 使用後

またもやウインカーを変更してしまいました。
これまでに、ノーマル → CB92Type → GB250用 → CB72Type としばらく丸形を使ってきたのですが
たまにはイメチェンしようということで、今回は Daytona 製の SlimLine というのを入れてみました。

3型のノーマルウインカーは、アルミボディだし、デザイン的には悪くはないのですが、
テールランプをルーカスに変更したりするといかんせん大きすぎるように感じます。
横方向へのステーの張り出しも大きいし。

CB92Type との比較

SlimLine はノーマルを一回り小型に、上下に薄くしたようなデザインで、
なかなかカッコいいと思います。

SRX 3型までは、ウインカーにポジション機能があるので、
W球仕様がラインアップされているのもポイント高いです。
ボディもアルミバフなので雰囲気も SRX にマッチします。

流行?のクリアレンズ+オレンジ球モデルもありますが、
おいらはレンズがオレンジじゃないとイヤなので、
迷わずこちらをチョイスしました。

ウインカー選択の際には、ワット数の確認も重要です。
SRX の場合は 23W です。
ワット数が合わないと、ハイフラになったり、最悪玉切れするので注意。

純正以外のウインカー取り付け時には、別途ステーが必要になる場合が多いです。
今までは、フロントに CB72Type、リアはずっと CB92Type を使っていました。
ステーはアルミ製の一番短い(5mmぐらい)タイプを使っていたので、それを流用します。


Rの取り付け カプラを繋ぐ

まず、リア側から作業します。
基本的には、ボルトを緩めて取り替えるだけ。
作業の前にはメインスイッチを切るのを忘れずに。

注意点としては、純正はアース線が付いていますが、
社外品ウインカーはボディアース仕様が多いです。
きちんとアースが取れるように、ステーとフレームの接点の塗装を ちょっとはがしておきましょう。

ハーネスからのアース線は水等が入らないよう、
この時点でテーピングしてカバーします。

電装セット

ウインカーへの浸水は、レンズの間よりもステーの裏から入る方が多いので、
ステーにもテーピングします。 (右上の写真ではまだテーピングしてません)

たいていの社外品ウインカーからのリード線には
オス型のギボシ端子がついていますので、それを繋げばいいのですが、
ついていない場合は、ギボシを自分で付ける必要があります。

左の写真のような電工ペンチや端子の揃ったセットが車用品店で入手できます。
だいたい 1000円ぐらいで買えるので、持っていると便利です。

ここまでの作業で間違いがないか、メインスイッチを入れて ウインカーの作動確認をしておきます。
点滅しなかったりした場合は、配線間違いか、アース不良が原因です。
再度チェックしましょう。


ヘッドライトを外す

続いてフロント側です。
ヘッドライトを外す必要もありますし、リア側と比べるとかなり面倒です。

ポイントは以下の2点
1. W球の配線(リード線2本)をステーを通すために、ギボシをカットする。
2. SRX のヘッドランプ周りはラバーマウントされているので、別途アースを取る。

片側だけカット

[ステーを通す技]
ギボシが付いているままでは、狭いステーの穴は通りません。
悩んでいても仕方がないので、ギボシをばっさりカットします。

ただし、この時に2本ともカットすることはありません。
片側だけ切れば、なんとか通ります。

緑色のがアース線

[アース線を付ける]
前述のとおり、ボディアース前提の社外品ウインカーにはアース線がありません。
ラバーマウントの場合は、このままではアースが取れません。
そこで、ステーの固定ナットでアース線を共締めします。

アース線は、上記の電装キットの中にも入っている場合が多いですし、
買っても 100円ぐらいなので、用意しておくといいでしょう。

完成だよん

これでようやく完成です (^-^)
念入りに動作確認を行います。
前後左右、点滅状態は正しいですか?
ポジションの時にFが点灯しますか?

走行中にズッコケないように、取り付けトルクの確認も行います。
ウインカーは地面と水平になるように付けるのが基本です。
バイクから離れて確認するのが良いでしょう。


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